WANIMAとサブスク
最近めっきり音楽はストリーミングで聴くようになった。Spotifyとか、Apple Musicとか、LINE MUSICとか、たくさんある例のアレだ。
新曲は大体水曜日に聞けるし、流行りの曲はすぐにわかるし、スマホの容量も気にしなくていい、けどギガ数には気をつけなくちゃいけない、例のアレだ。
個人的にはLINE MUSICを使っているが、きっとどれも同じくらい、非常に便利であろう。
先日、MUSICAの有泉智子がこんなツイートをしていた。
これは日本でももう何年も前から、インタビューの現場でも頻繁にアーティストから上がる話題。頭の数十秒(あるいは十数秒)で何か起こさないと今は聴いてもらえないという観点から話す方もいるし、若い世代だと何より自分がリスナーとして飽きてしまうと話す方もいる。→ https://t.co/gdKPl1vN4b
— 有泉智子 (@tomoko_ary) 2019年3月28日
これは本当にそうで、スキップレートは最近の曲の根幹になっていると思う。
思い返せば、曲の始まりが憂鬱だったり、メロディーラインが気持ち悪かったり、簡単に曲を選り好んでいる気がする。
少し前に、フェスはインスタントミュージックを加速するだ、とかなんとか話題になったが、インスタント感はストリーミングの方がよっぽど強い。
ストリーミングしかり、インスタントしかり、嫌悪する人はたくさんいるが、インスタントでもいいのではないだろうか?今時、同じアーティストを、同じ曲を、何日も、何ヶ月も、何年も聴き続けることは少ないのではないか?
そんな曲を書けるバンドはなかなかいない。あれだけ話題になった、星野源の恋は今誰が聴いているのだろう。
カラオケで歌うことはあれど、iPhoneの片隅にはあれど、恋を毎日聴き続けているのはほんの一部なのではないだろうか。そう感じてしまう。
ひとつの名曲が後世までずっと残るように、ストリーミングは自分にとっての名曲を見つけ、残し、シェアできる最高の形だと思う。
これからも、全てのアーティストが、ストリーミングに曲を解禁することを切に願う。
米津玄師のように、戦略的であれば別だが。
グダグダと書いたが、言いたいことはひとつ。
WANIMAのサブスク解禁おめでとう。